母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会では、来る2025年8月15日(金)から同16日(土)までの2日間に2025年度研究大会(オンライン)を開催します。
今年度の大会テーマは「トランスランゲージング・クラスルーム:理論から実践へ」です。
多文化多言語の子どもたちが、自らの文化的・言語的資源を自由に活用し、安心して学べる環境を実現するためには、子どもの側に適応を求めるのではなく、教育の仕組みや社会の側が変わる必要があります。本大会では、「トランスランゲージング」の視点から、そのような環境をいかに構築できるのかを理論と実践の両面から検討し、公正で包摂的な教育のあり方を問い直します(※トランスランゲージングとは、複数言語を固定的に分けず、複数言語使用者が自身が持つ全ての言語レパートリーを場に応じて柔軟に使用することを指します)。
基調講演(8月15日)には「トランスランゲージング教育論」の提唱者である Ofelia García 博士をお招きし、世界的に展開されている最新の理論的議論とその教育的インパクトについてご講演いただきます。企画趣旨やプログラム詳細、参加申込み方法は下記をご覧ください。関心をお持ちの多くの方のご参加をお待ちしております。
https://drive.google.com/file/d/1OBAdjImnuJBMhnjteWRn6t3ISwTLHAoL/view?pli=1