フランス・ストラスブールからアンドレア・ヤング博士が来日されます。ヤング先生は、これまで言語意識研究、複言語教育、さらには言語政策の研究に取り組んでこられました。今回、大阪公立大学の授業の一環として講義を行っていただきます。関心のある方は、対面でご参加ください。講義は英語およびフランス語で行われますが、簡単な通訳補助があります。なお教室の定員に達した場合は入場できない場合もあります。
講演題目:ストラスブールの言語を発見しよう:言語景観、言語政策、言語伝記
講師:アンドレア・ヤング氏(ストラスブール大学教授)
日時:2025年11月5日(水) 10:45~12:15(含質疑応答)
場所:大阪公立大学森之宮キャンパス 1137教室
要旨:本講演では、フランスの都市ストラスブールにおける言語の多様性を、相互に補完的な3つの観点から探ります。すなわち、公共空間における諸言語の可視性を示す「言語景観」、言語に関する制度的選択を指す「言語政策」、そして話者一人ひとりの歩みに焦点を当てる「言語伝記」です。これにより文化と歴史の交差点に位置するストラスブールの多言語状況の豊かさと複雑さを明らかにします。
連絡先:大阪公立大学 文学研究科
大山万容 mayooyama@omu.ac.jp
※2025年11月4日までにお申し込みください。