ことばの教育の、あした」を考える ~多言語活動のすすめ(第2弾!)~
場所: 東京ミッドタウン(六本木) カンファレンス Room 9
日時: 11月23日(土・祝) 11時〜12時半
(入場無料、事前申込不要)
パネリスト: 大津由紀雄 明海大学外国語学部 教授
吉村雅仁 奈良教育大学大学院 教授
秦 さやか 東京都中野区新井小学校 教諭
渡辺香代子 埼玉県杉戸町立西小学校 教諭
司会など 古石篤子 慶應義塾大学総合政策学部 教授
小学校から大学まで英語、英語、英語…まるで英語狂詩曲の日本!つい先日も小学校英語教科化の方針が、文科省の正式発表前に報道によってスクープされました。いま日本の学校での外国語教育は、スキルのみをめざす狭い道に入り込んで身動きができない状態にあるようです。未来の日本を担ってゆく子どもたちのことばの教育はこれでいいのでしょうか?いまこそ真剣に考えてゆかねばなりません。
このセッションでは昨年につづき、「多言語主義」を外国語教育の柱のひとつとして掲げてきた慶應大学SFCから、初等・中等教育におけるこれからのことばの教育のあるべき姿を発信してゆきます。今年は一歩進めて、「多言語活動」を「ことばの力を育む活動」のなかにどのように位置づけるのか、「ことばの力」や「複言語能力」の評価ツール、このような活動を行う教員に求められることがらなどについて、ご参加の皆様と一緒に考えてゆきたいと思います。ぜひお越し下さい。
<ブース>
古石ゼミ学生による「バイリンガル・マルチリンガル教育」「外国語学習の科学」「言語権」についての展示と発表